「本日は、お日柄もよく」原田マハ を読んだ
かなーり前に読んだ本を再び読んだ。
プレゼンって、スピーチって素敵と思わせてくれる本だった。お日柄どころではなく、登場人物のお家柄が良いなーと思った。
主にクライアント向けに企画書やプレゼンを行う仕事なんだが、会社の役員にいただいて、読んでみた。
ストーリーも展開が早く、三、四時間あっという間に読めしまう。
人の心を動かす言葉の持つ力を誰よりも知るであろうスピーチライターの物語。
言葉やスピーチの強さ、大切さが伝わる内容。
確かに話し方ひとつで、プレゼンの通りや、競合プレの勝ち負けにも影響する。
伝説のスピーチライターに影響を受けて、主人公のスピーチライターを目指すという物語なのだが、
行動力というか決断が早く、羨ましいなと思う部分が多かった。
ヒリヒリするような緊張感がある場面もあれば、ほっこりするような穏やかな場面もあったりするのだけど、
原田マハさんの作るオーディエンスの心を惹きつける数々のスピーチがあまりに圧巻でどんどんページがめくられていきます。
言葉をもっと学びたいと思った。
後半の政治話がちょっと偏っている気がするけど、それを差し引いてもおすすめ本です。
映画にもなってるんですね。

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