Better Call Saulを全シーズン見てみた

Better Call Saulを全シーズン見てみた

Better Call Saul (ベター・コール・ソウル)はNetflixのオリジナルドラマ。
海外ドラマでも1.2を争うほど好きなサスペンスであり、ブラックユーモアが効いたBreaking Badに出てくる弁護士、ソウル・グッドマンを主役としたスピンオフである。

Breaking Badは、ある日ステージ3のがん宣告された地味で真面目な天才化学教師のウォルターが、妊娠中の妻や障害がある息子にお金を残すために、昔の教え子で売人のジェシーと共に、メス(ドラッグ)の製造・販売を手掛け、とんでもないハイクオリティのメスを市場に出回らせて麻薬王になっていく過程を描いたドラマ。

ソウル・グッドマンはそのウォルターたちの稼いだ金をマネーロンダリングしたり、合法・非合法問わず、彼らを何度も救っている、仕事はできるが、とにかくクズな弁護士。

Breaking Badがシーズン5までなのに対して、スピンオフのBetter Call Saulはシーズン6まである。どんだけスピンオフに気合い入れてんねん。

最初から最後まで「クズ」一筋

Better Call Saulは、その弁護士のソウルと名乗る前の本名時代から、彼の半生を描いていく。これが、どの時代を切り取っても救いようのない「クズ」である。

でも、クズなんだけど、なぜか憎めない。
なぜ憎めないのか。ずっと考えていたんだけど、理由がわかった。

ソウルはいつも「真剣だから」だ。一切手を抜かない。

その一生懸命さに、人は巻き込まれ、心を打つのだと感じた。
内容にも非常に満足のいく作品だった。おすすめ。

あ、観るときは、ぜひBreaking Badを観てから、Bette Call Saul(Netflixリンク)を観ていただきたい。